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Product Lineup
製品ラインナップ

製品ラインナップ

カネカの頭髪装飾用繊維は、第三者機関による安全性評価を実施しております。
* 下記はいずれも頭髪装飾用原料の為に作られた合成繊維です。人体皮膚への植毛には使用しないでください。

モダクリル繊維Kanekalon®

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アクリロニトリルと塩化ビニルを主原料とする合成繊維です。

軽くソフトで、肌や指に優しく、編みやすい繊維です。人毛のようなナチュラルな外観も魅力のひとつです。
お湯をもちいたHot Water Setにより、さまざまなヘアスタイルが楽しめます。触感、ボリューム、光沢、速乾性など、好みにあわせていくつかのタイプをご用意しています。
ブレードスタイルやバルクスタイルの頭髪製品に適しています。

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塩化ビニル繊維 Advantage™

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ポリ塩化ビニルを主原料とする合成繊維です。

美しく整った外観、ソフトな手ざわりを持ち、傷みにくい(ピリングしにくい)繊維です。
スタイルに合わせて、光沢やカール形状、櫛どおり等の異なるさまざまなタイプをご用意しています。ウィービングスタイルやバルクスタイル、ウィッグ等の頭髪商品に適しています。

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難燃ポリエステル繊維 Futura™

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ポリエチレンテレフタレートを主原料とする合成繊維です。

人毛に似た触感と櫛どおりが特徴で、カールの保持性に優れています。また、耐熱繊維の為、電気アイロン等でのヘアースタイルアレンジが可能です。推奨耐熱温度は180℃です。(但し、保証値ではありません。)
Futuraにはいくつかのタイプがあり、それらをミックスする事でより自然な外観・触感を得ることができます。ウィッグやウィービングスタイル等の頭髪商品に適しています。

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コラーゲン繊維 Ultima™ 

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コラーゲンを主原料とする再生繊維です。

世界で初めて本格的な工業生産に成功した天然コラーゲン由来の合成繊維です。
人毛に似た外観とひんやりした触感が特徴で、水をもちいたリセットや、電気ヘアアイロンの使用も可能です。

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カネカ頭髪装飾用繊維の難燃性

カネカの頭髪装飾用繊維は自己消火性(注1)を有しています。シャンプーしても難燃性は低下しません。

 各種素材の難燃性(注2)

繊維の種類 銘柄 LOI値(注3) 特徴
当社品 Kanekalon® モダクリル繊維 AFRELLE 28 自己消火性、溶融・ドリップしにくい(注1)
Advantage™ 塩化ビニル繊維 ADM 36 自己消火性、溶融・ドリップしにくい
Futura™  難燃ポリエステル繊維 FUTURA 28 自己消火性、溶融・ドリップしにくい
Ultima™  コラーゲン繊維 ULTIMA 40 自己消火性、溶融・ドリップしにくい
人毛 他社品A 27 自己消火性、溶融・ドリップしにくい
非難燃ポリエステル繊維 他社品B 20 燃えやすく、溶融・ドリップしやすい
ナイロン繊維 他社品C 20 燃えやすく、溶融・ドリップしやすい
ポリプロピレン繊維 他社品D 19 燃えやすく、溶融・ドリップしやすい
  • (注1)
    自己消火性:非難燃性の繊維に着火すると瞬く間に燃え広がりますが、カネカの頭髪装飾用繊維は、着火しても火源を離せば消火します。
    溶融・ドリップ性:非難燃性の合成繊維に着火した際、素材によっては、樹脂が溶けて滴下する(しずくとなって落ちる)現象。高温の溶融物質が皮膚に触れると火傷等を引き起こすことがあり大変危険です。カネカの頭髪装飾用繊維は全て、溶融・ドリップしにくいという特徴を有しています。
  • (注2)上表の値は、各繊維の代表的銘柄に関するものです。また、これらは試験値であり、保証するものではありません。
  • (注3)LOI値(限界酸素指数 Limiting Oxygen Index):難燃性の指標に用いられる数値で、LOI値が高いほど燃えにくいと言えます。LOI値は、窒素と酸素の混合気体において、物質の燃焼を持続させるのに必要な最少酸素量の容積百分率(LOI=O2/(O2+N2)×100[%])で表されます。上表の値は、JISL1091に準拠した社内試験値(試験片は長さ160㎜、重量0.25gの繊維束を巻き上げ、長さ50mmに調整)です。